何の為に学んでいるの?

吉田松陰は良く「君は何の為に学問をしているのか」と聞いていたそうです。


この史実に4、5年前に出会い、自分自身を見失いそうな時はノートに書いたこの言葉を否が応でも目に触れるところに書いて、戒めています。そして、担当企業の皆さんとお話しをしている時、提案をさせて頂く時には「何の為に研修を活用するのか」と云う事を考えて頂けるよう、私も考えてやらせて頂いてます。企業にとってのその答えは「企業理念、ビジョンを達成するため」になるはずです。そして、そのためには資本主義社会で株式なり有限なりで組織を運営している企業の優先順位の第一等は「適切な利益の追求」と云う事になるのではないでしょうか。


最近の民主党政権を見ていると、「何故そんなに国民に迎合しているのだろう?」と云う事です。選挙前のマニフェストの内容しかり、その後のダム問題や厚生労働省などの諸問題もしかりです。マニフェストの内容で迎合しておきながら、その実行を行うとなった時には勇み足を指摘され、そこでまた迎合。まったくこの国民迎合政権に未来を夢見てよいのでしょうか。


っと、政治に関しては愚痴と文句をたれるだけになってしまうので、この辺にしておき、最近、企業においてもお客様への迎合が非常にめだっている様に感じます。サービスという観点から見てもそれはちょっと・・・・・と思うことも多々あります。しかし、これはお客様が「自分は金を払っているのだから」という権利ばかりを主張して、それがまかり通っていると云う事が大きな原因ではないかと思います。人より多くのサービスを受けるにはされ相当の物が必要です。何故か立場が客になると態度が横柄になるやから多いように感じます。これは年よりも若者も両方です。これも世の風潮なのでしょうかね。


欧米の様にお金持ちばかりが多くのサービスを受けられるというの極端すぎますが、今の日本の風潮もどうなのかな?


最後に第35代合衆国大統領ケネディーの就任演説の言葉を記します。
「国が何をしてくれるのかを問うのではなく、あなた方国民が国に何を出来るかを問うて欲しい」
今でも石碑に刻まれております。