やっぱりね

かなり久しぶりの書き込みになります。


一昨日、8月度の研修も終了しました。基本研修?は101名の研修生が参加されました。
やはり、100名を常に超える研修生に集まってやっていきたいですね。
メイントレーナーが山口塾頭と云う事もあり、盛り上がりは良かったです。


また、今回VIP5にサブメイントレーナーとして参加されていた四国のK社長から「宿沢さんの本読みました」と言って頂きました。「凄い男がいますね」と共感して頂いてました!まあ、基本研修で言うところの「京都の町は確かに美しい。しかし、その町を見て美しいと感じるあなたの心が美しい」という感じですね。


そして、岡山のK社長もいらっしゃっており、「たまにブログ見てるぞ!(僕がたまにしか更新しないのを知ってらっしゃるので)」と声を掛けていただいて、照れくささと、申し訳なさで一杯でした。


そして、今日はまた凄い男に出会いました。「堀江忠男」さんです。早稲田大学の教授で2003年に永眠されているのですが、昭和11年のベルリンオリンピックにて、「ベルリンの奇跡」を演じたサッカー日本代表フルバック(今のディフェンダー)をされていた方です。東京オリンピック誘致(その後一度は決まるが太平洋戦争にて開催されず)のためには、欧州で人気のあるサッカーで惨めな姿を見せては印象が悪くなると、欧州のサッカーの本を取り寄せ、戦略や戦術を考えいたそうです。そして、その本の中にあった「決してあきらめないこと」という言葉に欧州の進んだ技術論や練習方法よりも感銘を受け、その精神で劣勢を跳ね除け「ベルリンの奇跡」を起こしたのです。


技術や知識は間違いなく大切です。しかし、それを使う、または身に付ける目的、そして志が無ければ、その技術や知識は言い訳をする道具に変わってしまいます。最近の日本では技術や知識をやらない言い訳、出来ない言い訳に使っていることがおおいのかなと感じます。その原因は「自分勝手と回りへの無関心さ」から来ているのだと思う今日この頃です。