自修自得の研修

 昨日は研修修了であり、また新たな1ヶ月の始まりとして、
ミーティング後に僕の事業部で食事会を行いました。まあ、軽く?お酒も飲みながら気兼ねなくいろいろ話もしました。
研修後ということもあり、話題はやはり研修のことです。普段質問できないようなことも部下の皆は聞いて来ます。

 
 その中で「気を使う」ということと「親切」とは本当はどういうことなのか!
実は自分たちはそのつもりで行動していながら、その実、真逆の結果に
なっているのではないかということです。

 
 例えば、タヤマ学校の研修は北は北海道(この地域は僕の担当企業ばかりです)南は九州から参加します。そのときに、研修所までの交通手段(経路や時刻表など詳細を)を調べて、企業に送っているスタッフがいます。それは迷わずに研修所まで来て貰うためという親切心であり、気を使っているのですが、僕はそれはしません。というか今は担当企業の幹部の方と話しあって、それはしないことにしてます。

 
 「おいおい、矢崎、それはあまりに不親切では?」という人もいるかもしれませんが、僕の考え方としては担当企業の皆さんはお客様ではなく、あくまで共に学ぶ仲間であり、名刺にもあるサクセスパートナーだという考え方だからです。基本研修は教え込まれたり、無理やり何かをさせられる研修ではなく、タヤマ学校という環境において、自らが何かを気づき、学び取る研修だという認識があるからです。

 
 北海道から初めて、御殿場や小田原まで一人で飛行機に乗り、電車に揺られ、迷いながらも研修所に到着したときには物凄い達成感と感動があると思うのです。4日間だけが研修ではなく、人生どんな場面でも、誰からでも高い意識をもってすれば学ぶことができる、そこで一番大切なのはまず、自らが行動起こすことだと信じているからです。そのことを研修の中だけで終わらせるのではなく、研修後も続けてもらいからこそ、一番初めの実践をしてもらってます。

 
 今回も札幌から参加した人には研修所の住所、電話番号、簡単な地図を渡しただけでした。研修所に着いたときにはホッとした、良かったと言っていました。
なんでもない様な、小さな事ではありますが、自信、信念と言うのはこういうところから芽生えてくるものだと思います。
今回の基本研修114名、終わってみれば全員が自分自身で何かを気づき、動き出すスタートを切った研修でした。
 
 
 基本研修修了生の皆さん、本当にお疲れ様でした。
しかし、学びに終わりはありません。これからがスタートです!!
  「出会う人、すべて我が師
 これからも宜しくお願いします!!