横浜から

本日横浜に戻りました。
塾頭とスゲー辛いラーメンを中華街で食べました。
北京にいた頃、四川から来ていた僕の家庭教師が「四川は頭が良い人が多いの。何故なら辛いものを食べると頭が刺激されるから」って、本当かよ!って感じです。


本日の産経新聞に「株主から従業員へ」みたいな記事が書いてありました。数年前に比べるとステークホルダーの優先順位で株主が一番と言っていた企業が多かったですが、今年の調査では社員が一番とこたえている企業が一番多かったようです。


日本企業の経営者はどうして流行に弱いのでしょね。ポリシーやプリンシプルがまったく感じられないですね。いつもマスコミという世論に振り回され、グローバルスタンダードだ!日本式経営だ!とかいち早く言いはするものの、それは世論に迎合しているだけですからね。


大企業と呼ばれるところでこうなのですから。


他の企業でうまいっているからと言ってスキームを真似したり、その企業の人間を招きいれたりすることでうまくいく訳が無いのです。働いている人が違うのだから。価値観、やる気、心に秘める想い、ロイヤリティー・・・とまったく違うのです。其処に感情というもっとも大切で、もっともややっこしいものがあることをまったく無視しているとうまくいく訳が無いのです。


いかに、自分の企業に合わせて取り入れていくか!それが大切なのです。そのためには今の自企業の風土、今までの歴史を知らなくては、深く理解していかなくては企業の成長も何もないのです。もちろん業績も上がらない。


アメリカの企業が企業買収するときは必ずこの企業風土を大切にしていると聞きます。


企業風土を簡単に言ってしまうと(あくまでも簡単にですよ)クリスチャンが9割を占める企業とイスラム教徒が8割を占める企業の合併が、収益性だけを考えて旨く行くでしょうか?


企業風土を作り上げるのは社員1人1人です。何よりも経営者の想いです。