日刊YAZAKI ジャーナル

今日は日記風でなく、ジャーナル風に書いてみたいと思います。(まったく意味はありませんが、格好よさそうなので)


分類 組織
題名 リーダーと決断力


タヤマ学校に入ってからの9年間はもちろん、これまでの人生において私自身多くのリーダーとの出会いがありました。学生時代の野球部、ラグビー部の監督やキャプテンから始まり、多くの経営者、幹部の方と性別、国籍を超えての出会いをしてきました。


そんな私が「リーダーにおいての一番必要な資質は何か?」と問われたならば、次の様に答えるでしょう。
「それは決断力です!」と。


タヤマ学校(正確には?アイアンドエム)に入ってから良く考えるのは、「成幸するリーダーと出来ないリーダー」の差は何か!っと言うことです。其処には多くの答えがあるのではないかと考えられます。しかし私はその中でもこの2つがその差を決める要因になるのではないかと考えます。それは・・・「状況判断と意思決定力」です。一言で言うならばそれこそが「決断力」なのだと考えます。


しかしながら、その決断力が最近のリーダーの多くにはかけているのではないのでしょうか?


ここで判断と決断の違いを考えてみたいと思います。この2つの言葉は普段何気なく使っている言葉であり、この違いを明確に理解して、使い分けているリーダーがどれ位いるかといると、非常に少ないと言わざるおえません。
私はこの2つの言葉を以下の様に理解して、使い分けています。


判断・・・過去の経験体験(実践)から得た知識において、状況に照らし合わせ、より良い選択をすること。
決断・・・過去に経験体験したことがない、或いは少ない物事を状況と先々のことを考え、他の人間では決定できな     いことを自分の責任において意思決定していく。正しいかどうかは誰にも分からないことを決定するこ      と。


この考え方が正しいかどうかは別にしまして、私自身はこのように考えて使い分けているのです。ですから、「これは判断できるな」とか「これは自分で決断しなくはいけないな(責任も自分が負う)」とか「これは自分の決断の範囲ではないから、上に判断(或いは決断)を仰ごう」というように状況を考えて行っているのです。


そしてこの「決断」を行う際にはプリンシプルと理念が無くてはいけません。タヤマ学校では「五誓の言葉」であり、目的(行動指針)であり、MITで学ぶ原理原則になるのです。


既に述べたように、この「決断力」が欠けているリーダーが多い原因にはこのプリンシプルと理念の浸透が無い、若しくは薄いからであると考えられます。多く企業では理念がただの飾りになっていたり、幹部さえもが理念を知らなかったり、理念の意味を理解していなかたり、という事例を嫌というほど私は見てきております。もっと言うと理念さえもない企業もあります。松下幸之助さんは「理念の確立が事業成功の8割を占める。戦略や戦術は2割程度だ。しかし、多くの企業はこれに気づかずに2割程度でしかない戦略・戦術ばかりに捉われて、弄り回す。この時点で成功はない。」っとおっしゃっていたそうです。また、先日、会長兼CEOになられたワタミ渡辺美樹さんは「企業とは理念集団である」という表現をされているほどです。


しかしながら、読者の皆さんの中には「松下さんだから」とか「ワタミほどの会社だから」とか思われる方もいるかもしれません。そこが既に「成幸」出来ない原因なのです。その考え方が間違っているのです。なぜならば、組織の大小に関わらず、それを持っていたから、その思考をしてきたからこそ、成幸させているのです!


そして・・・・・・



おっと、まだまだ結論の部分にこれから入っていくところなのですが、子供達を保育園に迎えに行かなくてはいけないので(汗)この続きはまた今度書いていきます(笑)


いつの日かのブログに続く(爆)