5日目・・・・・・

もう朝から大変です!家を出なくてはいけない時間に、拓海がテレビを見続けたかったようで、玄関に行くこうした瞬間から大号泣!!!僕が怒ったら、今度は隣にいて、拓海に優しく声をかけていた海拓が泣き始め・・・・・・。


なんとか保育園に行き、会社にも8時54分に無事到着。
僕が泣きたくなる朝でした。


oriさん、コメントありがとうございます!そして、何人かの方からも「本のタイトルを教えてくれ!」というご連絡を頂きました。


お話しをしたことがある人もいるかも知れませんが、僕は高校生の時からラグビーをやっていました。
まあ、レギュラーと控えを行ったり来たりでしたが。


僕が高校2年の5月、日本ラグビー界にセンセーショナルな出来事が起こりました。日本が秩父宮ラグビー場において、5ネイションズの一角のスコットランドと対戦して、なんと勝利を収めたのです。テレビの前で大興奮で見ながら、後半の最後には早くタイムアップになってくれ!とドキドキしながら見ていたのを今でも鮮明に覚えています。



その後、当時キャプテンを務めていた一学年上の小谷野歩先輩から下敷きを貰ったのです。それはクリアーな硬いファイルのもので、中にスコットランド戦のラグビーマガジンの記事が入っているものでした。(今でもとってありますが)小谷野先輩が僕に期待をこめてくれたものだったんです。


そして、その時のジャパンの監督が、我がふるさと埼玉県出身、その上僕の父の母校、熊谷高校卒の宿澤広朗さんだったのですね。この方、早稲田大学の名スクラムハーフで、キャプテンまで務めた方だったのですが、社会人ラグビーチームを持つ会社には行かず、住友銀行(当時)にいかれた後に、専務までやられ、次期頭取候補とまで言われていた方なのです。


まさに、「文武両道」の王道を歩かれた方ですね。とてもハードな仕事を両立させれた方で、北京時代にお世話になった住友銀行の方も「凄い人だ」と言ってました。


しかし、2006年に55歳の若さでお亡くなりになられました。この時のニュースを聞いた時にはショックでしたね。


そして、この度文庫本化された「宿澤広朗 勝つことのみが善である」を読み、その凄さの一旦と、生きるうえで大切な何かを教えて頂きましたね。


もちろんラグビーを知らない人にもとても人生の参考になる本だと思います。


是非ご一読下さい!

全戦全勝の哲学 宿澤広朗 勝つことのみが善である (文春文庫)

全戦全勝の哲学 宿澤広朗 勝つことのみが善である (文春文庫)