覚悟

日曜日の朝、ちょっとした朝寝坊をしていると、突然「ドッスン!!!」という音と共にお腹に何かが落ちてきました。その衝撃で目が覚めた僕は思わず「ウウッ!」と声にならない声をあげると共に、床と素足がこすれ合う「ペッタ、ペッタ」と言う音が、僕から遠ざかるようにリビングに向かって、小気味良く聞こえてきました。その足音聞いた瞬間に、犯人は「海拓」であると確信しました。起き上がり、リビングに向かうと、笑いをこらえてテレビを見ている海拓がいました。僕が、海拓に「おはよう」と呼び掛けると、「今テレビ見ていたの!」と明らかにアリバイ作りを行っていました。


これって、お子さんのいる家庭、特に男の子がいる家庭では良くある光景かもしれませんね。でも、子供が産まれてきてくれたことで、いろいろと学ぶことが多いですね。


親になる!っと言うよりも、親として生かしてくれているのは子供の存在があるからです。そう考えると、子供って存在は凄いですね。僕が成人式を迎えたときに、両親に今まで守り、育ててくれたことにお礼を言うと、両親が「こちらこそ、親として存在させてくれてありがとう」と言われたのを、いまやっと分かりかけています。子供がいることで、親として生きていく覚悟が出来てくるのだと思います。親になろう!と覚悟して親になる人はあまりいないのではないかなと思うのは僕だけでしょうか?


しかし、この覚悟を決めるとというのは仕事においても、また、人間形成をしていく上でもとても大切なことだと思うのです。それを言葉で説明するのは難しいですね。僕もまだまだ覚悟が薄いし。


この覚悟を決めるというのを分かりやすく伝えてくれている映画があります。それは「今、会いにいきます」です。
始めは「セカチュウ」と同じようなものだろ!と思っていましたが、ラスト15分が物凄く僕の人生を変えてくれました。なんと、映画館でラスト15分は肩甲骨に涙がたまってしまいました。


詳しくはまた、書きますが、興味のある方は見てみてください!ラスト15分ですよ!


今日から盛岡に行ってきます。


いま、会いにゆきます スタンダード・エディション [DVD]

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