2月6日の初体験

ブラボー!
昨日、ラスベガスへの海外研修から帰国しました。
100数名の団体でしたが、大きな問題もなく、無事に皆さん帰国されました。
今回もラスベガスでは人の本質、自分の本質を知るには本当にラスベガスは良い場所だなと感じてます「天国と地獄」を多くの人が味わい、。


今回は息子の海拓(かいと)も一緒にラスベガスへ行きました。
ラスベガスでは一緒に多くの時間を過ごすことが出来て、嬉しい限りです!
その海拓と経験した、2月5日の初体験(2月6日の日記に書けなかったので)を今日は書きます!


2月5日の日曜日、朝から風邪を引き、熱を出していた海拓を病院に連れて行き、帰りに昼食を買うために自宅近くのスーパーマーケットに寄りました。


妻は食品売り場と薬局へ行き、僕と海拓は本屋で待つことになりました。
本屋の横には100円均一ショップがあり、そこでトーマスの入れ物のラムネを買い、本屋に行くことにしました。海拓は児童書が入った回転する棚の前に行き、本を選んでいたのです。その時に、海拓に「何を買う?」と聞くと、「パパはあっちに行っていて!!」と強い口調で、言いました。仕方なく僕は海拓が示す方へ歩いて行きました。そこから海拓を見ていたのですが、近くにいないと心配なので、目の前にドラえもんのポスターがあったので、「海拓!ドラえもんだよ!」呼びかけると、いつもなら近寄るのに、こちらを見向きもしないのです。


すると、右手に持っていたトーマスのラムネが海拓の手から落ち、床に転がったので、「海拓!落ちたよ。」と呼び掛けた次の瞬間!海拓が尻餅をついて、倒れたのです!
頭を打つと危ないと思い、すぐに近寄り、頭が床に近づく前に抱きかかえましたが、目は白目を向いて、右手は握り拳を作り、脚はピーンと伸びきっていました。僕は何度も、呼び掛けましたが、まったく反応はなく、そのうちに口からは大量の唾液が零れました。僕はとにかく名前を叫び続けましたが、まったく反応がなく白目をむいたままでした。


僕はとにかくマズいと思い、近くのレジに海拓を抱きかかえたまま走って行き、「救急車を呼んでください!!!」とお願いし、電話をかけてもらいました。


その後、レジの方の指示通りにサービスカウンターに行きました。海拓の手首を握り、脈拍を確認しながら、海拓の名前を呼び続けていました。すると多くの人が近くに来て、「大丈夫?」とか「子供には良くあることだから、まずはお父さんが落ち着いて!」と声をかけてくれたりしました。


そんな中で、一人の中年の女性がずっと横についてくれて、コートを海拓にかけてくれたり、事務所のベットを用意するようにしてくれたりと本当に良くしてくれました。


結果は「発熱性痙攣」ということで、大事には至りませんでした。


今回のことにより、支え合って生きていくということや思いやりということなどを多くの人から教わりました。特に、救急隊員の方の冷静な対応を説明、迅速な行動は本当に凄かったです!人から感謝される仕事でありながら、もう二度と会うことのない恩人である救急隊員の方と接し、今自分がいるタヤマ学校の仕事も同じだな!本当に凄い仕事に僕も携わっているのだな!と今更ながら感じました。


見返りがあるから応援する、助ける」のではなく、「見返りをお求めずに、自分の信念で行動する」ということの大切さを強く、強く感じずにはいられませんでした。


最後に一言、
情けは人のためならず!」


ちなみに、救急車の音を聞くと大興奮して「ピーポー、ピーポーだ!」と騒いでいる海拓は自分が救急車に乗ったことはまったく憶えていないそうです!(笑)